能楽師・津村禮次郎氏を中心に毎年夏に開催され、今年で48回を迎える伝統ある舞台。能・狂言に加え、モダンバレエや和太鼓、チェロなど多彩な表現と響き合う創作舞劇も大きなみどころ。
今年は、能「菊慈童 遊舞之楽」、狂言「宗論」、創作舞劇「良寛」を上演。仏の道に通じる祈りと慈しみの世界が、幽玄の舞台に広がります。

薪能とは本来、野外で篝火を焚き、神仏に芸能を奉納するもの。小金井薪能もかつては江戸東京たてもの園前の広場で行われていましたが、コロナ禍などを経て、小金井 宮地楽器ホールへ会場を移し、現在まで続いています。

津村禮次郎氏の活動は、海外公演をはじめ、演劇やダンスとのコラボレーションなど、古典の能の枠にとどまりません。そうした表現の広がりが、若い世代にとって能に親しむ入口となっていることも小金井薪能の大きな魅力。


